ブルーベリー(アントシアニン)は視力回復には無意味です。その理由を徹底解説

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「最近視力落ちたからブルーベリー飲もうかな」

周りの友達が言っているの一度は聞いたことあるかもしれません。しかしそれ、間違っています。

ブルーベリーに、みなさんが期待しているような「視力回復」の効果はありません。

本日はそれを解説していきます。

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ブルーベリーの本当の効果とは?

ブルーベリーには「アントシアニン」という栄養素が多く含まれています。

そして、このアントシアニンが視力回復に役立つ、というのが一般常識として広まっていますが、この「視力回復」とはみなさんの考えるものとは少し違っているんです。

というのも、通常想像する視力回復とは「遠くを見る力」の回復だとお考えだと思いますが、アントシアニンの視力回復効果は「暗いところでもよく見える力」の回復に他ならないのです。

超わかりやすく言うと

簡単に解説をしますと、目というのは、眼球という「レンズ」それを動かす「筋肉」そして目から入る映像をキャッチする「網膜」から構成されています。

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そして、これらのパーツは以下のような働きをします

遠くを見るとき:「レンズ」を「筋肉」で操作して遠くを見る

暗いところで物を見るとき:「網膜」で光を拾って見る

普段みなさんが「視力が落ちたなあ」と感じる原因は、前者の遠くを見る機能が衰えてきたときですよね

しかしアントシアニンは、あくまでこの「網膜」を元気にさせる効果があるものなんです。

  1. 暗いところで光を拾うために使用されるアントシアニン、これを補給するので、暗いところでもよく見えるようになるんです。

もともとは戦争で使われていた

そもそも、このような誤った通説が始まったのは、第二次世界大戦中だと言われています。イギリス空軍のパイロットが、夜戦で地上の標的を暗い中で見つけるため、ブルーベリーを摂取していた習慣から「ブルーベリーは視力回復に良い」という都市伝説が生まれたと言われています。

時代が誤りを加速させた

しかし、近年はパソコンで仕事をするのが当たり前、子供だって携帯電話やスマートフォンをたくさん見るようになり、視力回復というのは非常に多くの人にとってホットな関心ごとになりました。そうすると「なんか知らないけどアントシアニンは視力回復に良い」こんな都市伝説を企業が放っておくわけはないですよね。それに「暗いところでもよく見える」という意味では視力回復の効果がありますから、一応嘘ではありませんし。

もちろん、これは企業が悪いだけではなくて、
よく調べない消費者がどんどん買うと、企業もそれを作らざるをえないです。

時代がこの誤った都市伝説を加速させてしまったといえるでしょう。

確かに少しは効果がある….かも?

しかし、「遠くを見る」視力回復に全く効果がないというと語弊があります。

アントシアニンは一応「疲労回復効果」がありますので、先ほど絵であった「筋肉」を回復することは可能です。

なので一応、「アントシアニン=遠くを見る力の回復」ということは成り立ちます。

しかし、それって「バナナは(皮を剥く動作が必要だから)ダイエットに効果的!!」って言ってるようなもんです。

それだったらダンベル動かせよ! ってはなしです。

わざわざ高いアントシアニンで回復しなくても、トマトでクエン酸摂取したほうがよくない?ってことですね。

科学的根拠

それに某大手さんはさすがです。ちゃんとアントシアニンの効果一覧にも

○目の疲れが気になる方
○視力を維持したい方
夜間に車の運転をよくされる方
○パソコン・テレビ・携帯電話などをよく使われる方
○目の病気を予防したい方

と決して「視力回復」という言葉は使用していません。

Wikipediaで恐縮ですが、科学的にも以下のように述べられています。

プロシアニジンを用いた報告によると、動物実験では抗酸化性に由来すると考えられる薬理作用が見出され、ヒトでは筋疲労を抑制し、運動による過酸化脂質の増加を抑制したとの実験結果が得られた。しかし薬理作用は完全には解明されておらず、日本ではアントシアニンを薬効成分とした医薬品も認可されていない(欧米では代替医療が伝統的に認められているという社会背景から、医薬品として利用されるものもある)。

栄養機能食品としてアントシアニン含有を謳った食品が存在しているが、これらは飲食によって健康が増進することを保証するものでは無く、特定成分を含有していれば個別審査を受けずに表示することが認められている

 

補足:じゃあどうやったら視力回復するの

さっき出した絵をもう一度下にのせますが、遠くを見る力の衰える原因は、「レンズ」が劣化するか「筋肉」が疲労しているかのどちらかです。

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正直、もし視力低下の原因が、年齢などによる「レンズの劣化」であるならば、レンズ交換でもしない限り視力は回復しません。

なので、自力でなんとかすることはほぼ不可能でしょう。

しかし、若い人の視力低下のほとんど原因は「筋肉の疲労」だと思います。この場合、簡単に言えば筋肉が凝ってる状態なので、肩こりと全く同じです。なので対処方法も同じです

  • 連続で使いすぎない、たまに休める
  • ストレッチ(目の体操)を行って血行を良くする
  • お風呂で温めたり、蒸しタオルで温めて、血行を良くする
  • いろんな栄養を満遍なく摂取する

要は習慣ですね、2、3日で回復するものではありません。気長に改善していきましょう。

また、慢性的な肩こりをお持ちの方はわかるでしょうが、筋肉は凝ったまま放置するとどんどん硬くなります。目も同じです。目が悪くなってきたなあ、という方は早めに対処しましょう。

 

本日は以上です。この誤った都市伝説シリーズは「食物繊維」とか「コラーゲン」とかにも当てはまります。

少しずつ書いていきますので、ご興味ある方はまた覗きに来てください。

ありがとうございました。

 

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