<重要>大切な人が倒れたら1分以内にすべき応急処置

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もし、目の前で大切な人が倒れたら、どうしますか?もっとリアルな話をすると、息子、娘さんに野球のボールが胸に当たって心臓が止まったら、奥さんや旦那さんが海で溺れて心臓が止まったら、助けられますか?もし今、その状況に遭遇したら、何もできなかった自分に、すっごい後悔すると思いませんか?

これは、他人事ではありません、明日にも、今日にも、こんな場面に遭遇することは、大いにありえます。そんなときに、救急車を呼ぶ、これは正解です。でも救急車がくるまでのあなたの行動で、何倍と生存率が変わること、ご存じですか?

この記事を読む10分で、あなたの大切な人の命を救うことができるかもしれません。

タニえるも今回は、学校の防災教育ではなく、見知らぬ誰か、を助けるためのものでもなく。あなたの、大切な人を守るために書きます。
なので、難しいことは書きません、綺麗ごとも書きません。いかに覚えやすく、そして実践的か、それだけに絞って<わかりやすく>書きたいとおもいます。

※今回の記事は大切なので、僕の下手くそな図ではなく、総務省消防庁さん及び各消防局さんのイラストを使わせていただきたいと思います。

とにかく呼吸を確認する

応急処置とは、様々な傷病者の状況によって適切な判断をし、処置を行わなければなりません。でも救急隊員でもない私たちがそんなこと覚えておくの、難しいですよね。それにかえって判断を誤って、余計に悪化するような処置をしてしまう可能性も捨てきれません。そこで皆さんには、誰か倒れたら、とにかく呼吸だけを確認し、復活させる方法を知っておいてほしいと思います。

なぜ呼吸なのか

心停止、不整脈、心肺への衝撃、溺れる、ショックetc 事故や病気、体はいろいろなダメージを受けた時、多くの場合、意識がなくなり、呼吸が止まります。人間が生きている限り、体のすべての細胞はいつも酸素を必要としていますから、もし呼吸が止まり、酸素が供給されないようなことがあれば、その細胞は窒息し、死んでしまうんですね(壊死)。骨折や病気などは、現代の医学があれば回復することは容易ですが、一度完全に壊死してしまった細胞は再生することは難しく、特に脳細胞は壊死してしまうと、重大な後遺症を残すことがほとんどです。故にあとで回復する傷などはともかく、まず呼吸を復活させようということなんですね。

ちなみに呼吸が止まってから脳細胞に障害が発生し、死亡率は50%になるまで、約3分です。

救急車がくるまでは約8分

やばいですよね。冒頭で言ったように、怖いし、自信がない、救急車に任せたらいいじゃん、そう思った方もいるかもしれませんね。ですがこの救急車、到着までに平均8.3分かかります(平成25年 消防庁発表)その間に余裕で脳細胞、死んでしまいます。救急車がくるまでのあなたの行動が大事というのには、こんなわけがあります。

ということで、ここから先は、呼吸を実際に確認・そして復活させる「CPR(心肺蘇生)」についてです。

CPR(心肺蘇生)の方法

CPR{Cardio Pulmonary Resuscitation}とは、傷病者に呼吸がないか異常な呼吸がある場合、胸骨圧迫(心臓マサージ)人工呼吸(マウスtoマウス)を行い循環と呼吸の機能を代行して救命する手当てのことをいいます。ただ、ガイドラインでも人工呼吸については、非訓練者は行うべきでない、となっています。手のみでおこなう胸骨圧迫で十分な効果がありますので、まだファーストキスを済ませていない方も安心してCPRを行うことができます。

まずは声をかける

倒れてる人を発見したら、まずはとにかく声をかけます。意識があるかの確認ですね。ここで返事があれば、少しゆとりを持って話を聴き、必要とあらば救急車を呼びましょう。

意識の確認

これ、結構本気で呼びましょう。ただ酔っぱらって爆睡してる場合があります(実際僕もこれで2回ほど、この人意識ないかもっ!とダマされました)

何度呼んでも意識がなければ一大事です。この時点で協力者を呼び、救急車とAEDを用意してください。

※人手がなければ自分で電話、優先順位は救急車>AEDです。

救急車手配

さっそく呼吸の確認

さあ、急いで一番大事な呼吸を確認しましょう。

呼吸確認

ポイントは胸、腹部が動いていないかです。口の近くで耳をすまして、息が感じられるか確認する方法もありますが、呼吸のある場合はどんなのかというのを知っておくとわかりやすいです。一度誰かが寝ているときにチェックさせてもらいましょう。

ただ、10秒以上時間をかけても不明な場合、呼吸ナシと判断します。これは普通なら少し観察すれば呼吸してるかはたいがい判断できますから、難しい時点で危ない!ってことですね。また死戦期呼吸といって、呼吸停止後に不規則なしゃくりあげるような呼吸をすることがあります、それを正常な呼吸と勘違いしてはいけないので、一度動画サイトなどで見ておくとよいでしょう。(別に怖くないですから安心してください)

さ、呼吸ナシとなったらさっそく胸骨圧迫です。

<重要!>胸骨圧迫の方法

胸骨圧迫自体はよくドラマなんかでも見たりすると思いますが、こんな姿勢で行います。

胸骨圧迫姿勢

ポイントは力がしっかり垂直にかかるようにしっかり両手に体重を乗せること。押す場所は胸骨です。下の絵を見てください。

圧迫部位

触ってみると、板のような骨があると思います。それが胸骨で、位置で言えばちょうど乳頭同士を結んだ線のところです。ここを1分間に100回のテンポで押していきます。曲でいうと「もしもし亀よ~亀さんよ~」の「うさぎとかめ」や「アンパンマンマーチ」のリズムに合わせると良いらしいです。かわいい曲が嫌な方は、僕も大好き中島みゆきさんの「地上の星」なんかが良いです。

これを救急車が来て救助隊の方に引き渡すまで、ひたすら続けます。救急車が近くに来ても気を抜かず、1秒で多く胸骨圧迫を繰り返しましょう。

ま!百聞は一見にしかず、なので、ちょっくら勉強しとこうかな!ってかたはYoutubeでわかりやすい動画がありました。前半はCPRの、後半はこの後書くAEDの解説です。赤十字のお姉さんが綺麗です。どうぞ

CPRをしなくてよいor中止してよい場合

さ、やりかたはわかっても、おそらく最初の呼吸停止しているかどうかを判断するの、難しいと思います。ただ、迷ったらCPRを行いましょう。というのも「あれ?呼吸がおかしいな」と思ったらCPRをして構いません。もしそのときに傷病者が(嫌がって)動き出す、うめき声を出す、見るからに普段通りの呼吸に戻った場合、CPRは必要ありません。これは、CPR中も同じです、息を吹き返して「ゴホッ!だいじょっ!グフッ!!もういいかrグハッ!!」ってなってるのに「いーからいーから」ってCPRドムドム続けたらダメです。痛いです。※再び呼吸がなくなったら再開します。

失敗したらどうしよう…責任取らなきゃいけないの?

心配いりません。民法 第698条 「緊急事務管理」の項目に

管理者は、本人の身体、名誉又は財産に対する急迫の危害を免れさせるために事務管理をしたときは、悪意又は重大な過失があるのでなければ、これによって生じた損害を賠償する責任を負わない。

とあるように、法律の観点からも、一般市民による救命行為に万が一失敗があったとしても責任を問われる事が無いように保護されています。※医療従事者の場合はなにかややこしい決まりがあるようです。お調べください

注意点

○溺れていた人に胸骨圧迫をする場合、肺から水を吐かせるか胸骨圧迫をするべきか迷ってしまうと思いますが。心臓がマッサージにより勝手に出てきますので、胸骨圧迫を優先してください。

○人工呼吸(マウスtoマウス)や気道確保は2人以上でCPRを行える場合とても効果的です、気道確保くらいは簡単なので覚えておいてよいでしょう。

次はAED

最初に呼吸がなければ救急車とAEDを持ってきてもらうと言いました、そもそもAEDとはいわゆる「強力心臓マッサージ機」です。なので、今使っていいのかな?とか思わず、呼吸がなければ躊躇せず、使ってよいです。そのAED、もし近くにあったらもちろん使ったほうがいいので、その使い方等を紹介します。

驚異的なAEDの性能

みなさんAEDってどれくらい大切かってわかってないんですね。というのも、突然死の多くは「心室細動」といういわば心臓の痙攣のようなもので起こります。これを電気ショックを与えて元に戻すのがAEDの役目なんです。「へぇーそんなもんか」思ったかもしれませんが、この心室細動が起きた場合、起きてから10分経ってしまうと、生存退院率(生きて退院できる確率)は、ほぼ0%の一大事なんです。ただ、もしも心停止してから1分以内にこのAEDで心室細動を消すことができたとしましょう。するとこのときの生存退院率・・・

なんと90%以上です。

次のグラフは京都市消防局さんのものです。心室細動が起きた場合の時間経過による生存退院率をあらわしています。見ると、1分ごとに生存退院率が7~10%低下していることがわかります。先ほど救急車がくるまで約8分と言いましたが、もし心室細動が起きていた場合、倒れてすぐ救急車を呼べたとしても、生存退院率は20%なんですね。救急隊員の方は魔法使いではありません、むしろ救急車よりも一番近くにいるあなた達の行動が、その生存率に大きく関わっているんです。

退院率

でもそーいわれると、ちょっとプレッシャー感じますよね(;・∀・)でも安心してください。すごく簡単なので、少しその使い方を覚えておきましょう。

AEDを使うタイミング

復習です。まず倒れている人がいたら何を確認しますか?そう「呼吸」ですよね。この「呼吸」がなく呼びかけても反応がない時点で一大事です。救急車を呼ぶのと同時に、AEDを持ってきてもらいます。そして自分は、先ほど勉強した胸骨圧迫を行います。

倒れてたら※順番はともかく、呼吸がなければこの3つを必ず行う!!

頼んだAEDが到着したら、即使いましょう。ここがポイントです。

AEDの中身

まずはよく目にするAEDの箱、あの中身はどんな感じなのか、それを見ていきましょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA画像は紀美野町消防本部さんのもの

メーカーによって色や形が少し違いますが、使い方は同じです。ゴチャゴチャっとして機械音痴なかたは「うわっ!」ってなりますよね。ただ僕たちが触るのは次の2か所だけです。

AED2

 

こうすると簡単ですよね、説明していきます。

①電源ボタンとショックボタン

これは見てすぐわかると思います。電源ボタンはその名の通り電源を入れます。ただ一番左端、これは日本光電さんのAEDですが、蓋をぱかっと開けたら勝手に電源がつくタイプなので、電源ボタンはありません。そして重要、ショックボタンです。よく見ると雷のマークが付いています。このボタンを押すとショックが流れます。でも怖がらなくて大丈夫、ロックがかかっていて、ショックが不要なときや、間違って押しても電気が流れることはありません。

②電極パッド

これは電気を伝えるパッドですね、救助者に貼ります。使い方は次で説明するので大丈夫です。心臓を挟むように貼るので2枚ある、ということだけ覚えていてください。

使う前に

AEDは電源を入れると、使い方を全部音声で指示してくれます。ただこの音声少し音量が小さいです(うるさいくらい大音量でもいいと思うんですが)。僕が赤十字さんで講習を受けた時は、周りのグループの話し声でうまく聞こえないこともありました。実際の現場でも野次馬などの声でよく聞き取れないこともあると思います。AEDを使う際は周りの人間に「音声が聞こえないから静かに!!黙って!!」と叫びましょう。これが一番です。

AEDの使い方

さあ使い方です。まずはAEDが届いたら救助者の上半身の衣服を脱がしましょう、脱がしにくい場合、命が最優先なのでハサミなどを使ってかまいません。女性が救助者の場合は、救助者の気持ちを考えて、余計な露出はしないよう最小限の脱衣にすませたり、好奇心で覗き込む輩にはブチ切れて怒鳴り、離れさせるのも手です。

上半身の脱衣が完了したらここからスタートです。

電源ボタンをつける

これはボタンを押すだけです。箱を開けたら勝手に起動してくれるものもあります。間違ってショックボタンを押しても電気は流れないから安心してください。

電極パッドを貼る

これはパッドに↓こんな感じで描いてくれるので、それに従えば問題ありません。ただ、1cmとずれちゃダメ!というわけではないです。

パッド2

ただ、一つだけポイントがあります。それは、「障害物を取り除くこと」です。水で濡れていたら拭く。シップは剥がして、ペースメーカーがあれば避けて貼ります。もしたくましい胸毛が生えていたら、残念ながらカットしてあげるしかありません。カミソリが入っているAEDもあるのでそれを使ってもいいですが、一刻一秒を争う状況でカミソリでショリショリ・・・ショリショリ・・・ショ(ryと、かなりシュールかつ膨大な時間がかかります。その場合、電極パッドの予備があればそれをピタッと救助者の胸毛にしっかり貼って・・・・テーイ!!と思いっきり引っぺがすか(本当です)もしくはパッドの粘着ジェルはかなり高性能なので、皮膚が見えていれば無視して上からキッチリ貼る、胸毛を少し避けて貼る、で問題ないそうです。

paddo

AEDが自動で解析

電極パッドをきっちり貼ると、AEDが自動で解析を始めます。稀に「解析ボタン」があるものもあるそうです。解析が終了するとAEDが喋りだします。もしそれが

「電気ショックが不要です」

と言われた場合は「心室細動」はないので電気ショックは必要ありません。でもここ注意。心臓が動いてるわけではありません。胸骨圧迫を再開しましょう。ただ

「電気ショックが必要です」

だった場合は、電気ショックボタンの必要がある、つまり「心室細動」があるので電気ショックが必要です。ただこの電気、かなり高圧なので周りから皆を離します。救助者に触れないようにすれば安心です。皆が離れたら(自分も救助者に触れない)電気ショックボタンを押しましょう!怖いと思いますが、命のためです、頑張ってください。

そしてここからが重要、電気ショックが終わったら胸骨圧迫(心臓マッサージ)を再開します。

再びCPR

さらにこの使用したAEDには救助者の重要な情報がつまっているので、電源はつけたまま、電極パッドも体から剥がしません。つまりAEDは使用後、完全放置してください。そして救急車が来たらそのままAEDごと救助者を引き渡します。

 

はい、以上がCPR~AEDの方法です、やるべきことはやったので、あとは無事を祈るしかありません。

AEDの注意点

○AEDの設置している箱からAEDを取ると大きなサイレンがなりますが、ビビることはないです。むしろその音で協力者を増やせるので、恐れずにドアを開けましょう。

○AEDを使用中は胸骨圧迫(心臓マッサージ)は中断しますが、ギリギリまで行い、終わったらすぐ再開してください。

 結局長くなったので5秒でまとめる

CPR4コマ

はい、知っておいてほしいことが多かったので、つい長くなってしまいましたが。細かいことはともかく、この4つさえ覚えとけばOKです。大切な人は守れます。

最後に

また、できれば講習を受けてほしい。「救急員救急法支援員」というやつだ。8時間×3日間とハードなスケジュールなので受けられる人は限られてくるが(僕は高校のときに友達と受けました)無料のうえ赤十字の方もかなり熱心で、丁寧にそして厳しく教えてくれるので、頭にはかなり入りやすい。内容はCPRやAEDの使い方などの基礎から、止血方法、搬送方法といった応用まで、かなり広く、そして深く学ぶことができる。

同時に「幼児支援員」もやっているところもあり、これもタニえるは受けたが、子供がいるお父さんお母さんはもちろん、仕事で子供と関わる方も非常に役に立つ内容でした。

その他、命に関わる応急処置

ここからは、呼吸停止以外で、命に関わる症状、かつ一般人ができる応急処置の方法になります。少し覚える量が多くなるので、苦手な人は先ほどのCPRだけで結構です。ただし、できるだけ簡潔に、わかりやすく書いていきますので、目を通すだけでもよろしくお願いします。

大出血

切り傷などからの少量の出血は問題ありません、呼吸が停止している場合は無視してCPR(心肺蘇生)を優先しましょう。ただし、脚が切断、深い傷による大量出血(ドクドクと溢れ出るようなもの)などの場合は生命の危険があります。迅速に止血をしましょう。

方法は簡単。直接圧迫止血法を用います。

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○タオルやハンカチ(なければ服でも構いません)を傷口にあて、圧迫します。ギューっと。これで血は止まります。簡単ですね。

○ビニールなどがあれば感染症を防ぐため、自分の手に付けるのがベターです。

※圧迫が弱いと血が出てきてしまいますので。当てたタオルの上から違うタオルで縛る、というのも効果的です。

やけど、熱傷(ねっしょう)

熱湯や炎などに触れておきる障害ですが、応急処置は基本「冷やす」のみです。ただし、氷などでなく水道水を使います。これがポイントです。

○水道水を蛇口の勢いの強い水が直接当たらないようにしながら、患部を冷やし続けます。

○服の下を火傷した場合は、服の上から水を当てます。

○軟膏や傷薬は絶対に塗ってはいけません。余計に悪化します。

○水ぶくれは潰してはいけません。

また、熱傷は体の表面の20~30%が熱傷を受けた時、一刻も早く応急処置をしないと命が危険と言われています。ただ、成人が体表面の30%熱傷を受けるのは大火事のときくらいだと思うので、もう通報を受けて救急車が来てると思いますから、その方たちに任せていいので、あまり心配はいらないと思いますが、小さなお子さんがいる方は別です

というのも、子供の場合、大人にとっては小さな範囲の熱傷でも簡単に体の30%に達してしまうため、熱湯をかぶった、熱いお風呂に落ちた、など、日常生活で命を脅かす熱傷を受ける可能性が非常に高いからです。なので、もしお子さんが火傷をしたら、すぐに水で冷やす。これを必ず覚えておいてください。

熱傷に対する素早い冷却は、痛み・腫れを抑えるうえ、傷が深くなるのを防ぎ、感染症も予防、手術の必要性をグンと減らしてくれますよ。

 

中毒

中毒には、ガス、薬物、アルコール、食中毒、毒ヘビなど、さまざまですが、体に毒が回って死ぬ、というより。体に毒が回り、その結果、意識がなくなる・心臓が麻痺するなどして「呼吸が止まる」のが中毒で死ぬ主な原因です。なので、中毒かな?と思っても、ここで最初に言ったように呼吸をしているかを気にしていれば良いです。

ただ、意識のある場合は、ガス中毒の場合は新鮮な空気を吸わせたり、薬物中毒の場合は水を大量に飲んで吐かせるなどがあります。ですが、意識があればまだ少し余裕があるので、焦らず、救急車の指示に従うか、後述します救急相談センターに相談するのがベターでしょう。

熱中症

これは皆さんもご存じ、夏の最も気をつけるべき症状の一つです。熱痙攣・熱疲労・熱射病など(熱射病が最もひどい)高温環境が原因で全身に熱障害を発生させます。命にかかわることも余裕でありますし(毎年夏は不幸なニュースを耳にしますよね)きっとこの熱中症は、いままで書いてきた症状の中でも、最も皆さんが遭遇する頻度が高いと思いますので、応急処置方法は是非覚えておきましょう。「えーっ」て思った方も大丈夫、だって覚えることは

「体を冷ます」「スポドリを飲ます」の2つだけだから

はい、超簡単ですね。よく、「汗をかいたからナトリウムが足りないので9%の生理食塩水を・・・」とか、「冷やす部位は脇の下や脚の付け根、首のうしろも」とかたくさんありますが、覚えること多すぎますよね。僕みたいな応急処置マニアでもない限り、覚えておくことはかなり面倒だと思います。なので、これさえすれば全然OKというのが「体を冷ます」と「スポドリを飲ます」です。簡単ですよね?

応急処置全般に言えますが、あれもこれもと全て覚える必要はありません。大事なことだけ覚えておくほうが、実践的で、使える知識だと思いませんか?

 

さ!!以上で「その他命に関わる応急処置」は終わりです。これだけ覚えておけば、大丈夫でしょう。

救急センター<#7119について>

これは「東京」「大阪」「奈良」の3都府県の方しか関係ありませんが、これは「救急車呼んだほうがいいかな?!」とか「今すぐ病院に行ったほうがいいの?!」といったことに各消防庁の医療・救急チームの方々が24時間年中無休で対応してくれます。例えば、異常なめまいと腹痛、これはもしかしたらやばい?と思っても「救急車は大げさかな・・」なんてときは連絡してください。症状を聞いてもらい、もし救急車が必要とあらば、そのまま救急センターの方が救急車の手続きまでしてくれます。まさに至れりつくせりですね。

なのに、いまだにこの#7119は知名度が低いです。こんなに素晴らしいのに!!!

またもちろんこの3都市以外にお住いの方も救急相談センターは多くの都道府県で設けてくれています。番号は普通の番号なので覚えにくいと思うので、救急車呼んだほうがいいのかも、と思ったら、我慢せず、そういった都道府県の施設に相談してみてください。

小児用は#8000(これは全国OK)

また、小児に関しては厚生労働省さんが「小児救急医療電話相談事業」というものを設けてくれており、休日、夜間に小児の病気や症状に小児科の先生が相談にのってくれます。ただ24時間ではありません。基本的に19時から23時までの間を年中無休でやってくれているようです。都道府県によって拡充してくれている所もあるようなので、詳しくは小児救急医療電話相談事業(#8000)について(厚労省)のページでご確認ください。

今日のまとめ

いやーーー長かったっすねーーー。好きな分野なので、もう書いてて熱くなりすぎてなりすぎて(;・∀・)いつか皆さんのお役に立つことができる内容だと思いますので、是非もう一度、確認しておいてくださいね。

 

 

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2 件のコメント

  • 救急員救急法支援員の講習というのは、現在でも無料で受けられるようになっているのでしょうか?
    調べたところ、救急法基礎講習というのを受けるのに、1500円でした。
    神奈川県です。県によっても違うのでしょうか?

    • コメントありがとうございます。確認させていただきました。
      私が受講した際は大阪でしたが、幼児安全のものも、ともに無料だったと記憶しています。
      しかし、今見ると大阪も神奈川も、教材費が必要のようですね。

      とはいえ、無料だった当時も、かなり優良な教材と熱心な指導をしていただいたので、「これで赤十字はやっていけてるのか・・・」と当時心配になったことを覚えています。
      ご参考になれば幸いです。

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