「民事再生法」と「会社更正法」の違いは少ない?スカイマークで見る例

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こんにちは、今日はいよいよ梅雨入りかという感じでした。すこし気分が暗くなりそうですが、四季のひとつと思って楽しもうと思います。

さて、今日はスカイマークのお話です。民事再生やら破産手続きやらを少しずつ見ていきます。

スカイマーク関連会社が破産手続き

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スカイマーク関連、SKYLUX5など5社が破産

SKYLUX5は、2013年(平成25年)12月に設立された航空機の機体保有目的会社。スカイマークが運航する航空機のリース契約にあたり、その機体保有を目的としていたが、スカイマークが今年1月に民事再生法の適用を申請。同社の再生手続きを進めるなかで、5月27日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。(Yahoo!ニュース)

○スカイマーク

日本の航空会社、JAL,ANAと並び多くの人が聞いたことがあるだろう会社。資金繰りに問題がありピンチになった会社。主な原因は円安。

○SKYLUX5など5社

スカイマークの飛行機の管理をしていた会社のようですね。残りの4社はSKYLUX6・7・8・9と同じ系列の会社だったようです。

○リース契約

いわばレンタル契約のこと、航空機など一括払いでは買えないので、航空機を保有している会社からレンタルします。ただ海外の会社からレンタルしていたため、前述のとおり円安により価格が急騰。大変なことになりました。

ちょっと2013年と2015年で実際にどれほど円安になったか、またその影響額を見てみます。

図1

 

↑はリース料を100万ドルと仮定したとき、2013年がちょうど1ドル100円で、このときのリース料は100万×100=で1億円、対して現在の為替レートは1ドル135円なので1億3500万円、日本円で3500万円も変わってきます。これが何十機とあるわけですから、そーとうのダメージだと思います。また、みなさんも運転される方はわかると思いますが、円安は燃料代にも影響します。こーいった影響でピンチになったわけですね。

○民事再生法

民事再生法はいわば会社の再建をサポートする法、デメリットも多々ありますが、法律で借金の利息が大幅に圧縮されたりするなど、スムーズに会社が再建できるようになります。よく聞く会社更生法とは似ている点が多々あるので、次の図を見てください。

図2

 

民事再生の場合経営陣が変わらなくても良いというのが大きいですね。会社更生法なら管財人という人に経営権が移り、好き勝手をできなくなりますが、民事再生なら自分たちの思うようにできます。「ピンチにした奴らが再建なんてできるか」という意見があるのでどちらが良いとは一概に言えません。

 

同じような理由として、抵当担保権があります。これは建物などの会社財産を担保に再生資金を獲得することですが、会社更生法では認められていません。どうしてかというと、債権者(お金を貸している人)は会社が潰れたとき優先して財産を返してもらえるのですが、その財産(建物など)をガンガン担保にされて、結局ダメでした、だと何も会社になくなってしまい。債権者としては困ります。そのため、会社更生法では「俺たちの分勝手に使うなよ!!」と抵当担保権が認められていません。

 

長くなりましたがこんな感じです。つまりいまスカイマークは民事再生中なので、比較的自由に会社再生を任されています。だからその分、ちゃんとやってるのか世間の目は厳しくなっているのですね。

○破産手続き

これはさっきの民事再生・会社更生法が再生目的でしたが、破産手続きとは清算手続きになります。一般的に言う「倒産」ですね。会社法ではこれを破産といいます。もうこの会社はダメだ、再生もムリ、そしたら債権者の人たちに返せるもの返して、足りない部分はごめんなさいしよう。という整理手続きのことを言います。詳しく説明すると長くなるので、今日は簡単にこれくらいで。

まとめますと

スカイマークが会社再生のために、スカイマークの飛行機の管理していた会社5社は破産になっちゃいましたよ。ということですね。

感想

今回は僕がとても勉強になりました。特に民事再生法と会社更生法の違いを全くわかってなかったのでよかったです。スカイマークについてはANAやJALと協力するかしないか、などでもよくニュースを耳にしますよね。今後も注目です。

 

今日もありがとうございました。

 

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